
虫歯は大きく歯がかけてしまってから痛くなって初めて気がつくことが多いです。
痛みが出てからは神経を取るケースが多く そうなると歯の寿命は著しく短くなります。
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(症例1)
■上の写真は健診で見つかった虫歯です。この写真のどこに虫歯があるかわかりますか? |
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■両方の歯の間が虫歯になっており何の症状もありません。(健診でなければ見つかりません)
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■(症例2)小さく見える溝の虫歯:入口を削って中を見てみると
いずれの症例も自分自身では虫歯があることには気付いていません。
定期健診の重要性はこの症例を見たらお分かりいただけると思います。
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当医院受診の子供たちの親御さんからお話を伺うと虫歯にならないようにしたいが具体的にどうしたらよいか分からずいるうちに既に虫歯ができていた・・・という方が非常に多く見受けられます。
原因と正しい予防法さえ理解できれば、むし歯予防はけっして難しくありません。
痛くなったりはっきりわかるような穴があいてから通っているだけではもったいないです。一度むし歯になった歯が元に戻ることはありません。むし歯の治療が、どんなに完璧なものであれ、それは健康な歯の代用品なのです。お金を出しても健康な歯は買えませんから、持って生まれた歯をむし歯から守ることは、とても大切なことです。
むし歯予防の先進国フィンランドでは、1年間に、日本人の倍のお砂糖を摂っています。それでもむし歯にならないということは、甘いものを摂る量が、むし歯の原因とは直接関係がないということです。大切なのは食べ方で、これをおさえればむし歯になる可能性はグンと低くなります。
歯磨きを毎食後に行うことは、とても良いことです。しかし、毎日しっかり磨いていてもむし歯になってしまう人がいたら、ほんとうはきちんと磨けていないか、歯磨き以外に原因があると考えられます。逆に、あまり歯を磨かなくてもむし歯にならない人もいます。なぜなら、むし歯になる原因が、人それぞれ違うからなのです。歯質などの先天的な要素も多少は影響しますが、適切なむし歯予防を行っていれば問題になりません。
虫歯は感染症であることを忘れずに!!!
私が虫歯でも子供さえ虫歯にならなければ・・・という子供を思う親心。わかりますがむし歯の原因菌は、だ液を介して感染するのです。 |
ご自身の口腔内に自信のない方は幼少期の子供を育てる際以下のことに気を付けてください。
1.子供に親が噛み砕いたものを上げない
2.哺乳瓶の吸い口に口を付けて温度を確かめない
3.親の口を付けたお箸などで子供に食事を与えない
4.子供の歯ブラシを口に入れない、一緒に保管して歯ブラシ同士がぶつからないようにする。
2?3才位になると様々な菌がバランスを保とうとするため新しい菌は受け入れにくくなり今後のリスクは減っていきます。
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①
②
③
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定期的なフッ素の塗布
・フッ素には、次のような効果があります。
・エナメル質を強化して酸に溶けにくくします
・初期むし歯を修復する再石灰化作用があります
・むし歯が酸を生産するはたらきを抑えます
虫歯のリスクな高い子の奥歯 特に生えたての6才臼歯の溝の複雑な方にはシーラントをおすすめします。
シーラントとは、簡単に言うと、奥歯の噛みあわせの部分にプラスチックを埋め込んで、その部分を虫歯予防しようという方法です。ただ削って詰める訳ではなく噛み合わせる場所なので外れることがあり定期的なチェックが必要です。
キシリトールが虫歯予防の手助けをします。
キシリトールには、歯垢を取れやすくする効果がありますから、歯磨き前に摂ると、ブラッシングの効果もアップします。
また、だ液の分泌が減る寝る前にもキシリトールを摂れば、就寝前のむし歯菌の活性が弱まるので、むし歯予防におすすめです。
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むし歯予防には4つの大切な要素があって、キシリトールはそれらの効果をパワーアップするための支えになると考えられているのです。 |
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インプラントとはチタンで作られた・・・
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